Triposo Labs | A year long snapshots around the world
この無数の光の明滅を見ているとき、「世の中には何枚の写真が存在するんだろう」とふと思った。
この動画※1は、実際に人々が撮影した写真を光のドットとして、世界地図上に1日ごとにプロットしたものである。
検索してまわると、Quoraで1000MemoriesのJonathan Goodが回答してくれていた。
Q. How many photos are taken each year?
A. We did the calculations for this and estimate that 375 billion photos will be taken in 2011.
(Q. 毎年何枚の写真が撮影されている?→A. 僕らの計算では、2011年には3,750億枚の写真が撮影されるだろう)
さらに、引用されていたブログには、1826年のカメラ誕生以来の世の中に存在する写真の数は3.5兆と概算されていた(in total we have now taken over 3.5 trillion photos.)。
3.5兆! すごいですね。
また、写真の保存場所としてはFacebookがぶっちぎりのトップだった(70 billion)。
ほかにもFlickr(6 billion)とInstagram(150 million)の写真枚数も引用されていたけれど、たぶん不十分なので、Imageshack(20 billion ※2)、Photobucket(9 billion ※3)、そして日本に限ればmixi(810 million ※4)、フォト蔵(110 million ※5)も付け加えたほうがいいだろう(他に著名なサイトがあったら教えてください)。
表にするとこんな感じ。
2012年1月現在
つまりFacebookは世の中の2%もの写真を預かってることになる。スゲー。
こうなると欲しくなるのは当然、画像検索だろう。写真が増えれば増えるほど昔のものが探しにくくなる。自分のはまだしも、ほかのユーザーの特定の投稿写真を見つけるなど今でも不可能に近い。
Facebook内の写真はプライベートな写真が多そうではあるが、もしかするとGoogleがインデクスしている写真数よりも多いかもしれず、オープンな情報としても有益なウェブリソースになりうる。Facebookに画像検索が実装されたら世界最大の画像検索になることは間違いないだろう。実装はいつだろうか(Bingががんばってるかもしれないし、3rdパーティのそういうスタートアップが現れてもおかしくないかもね)。
#ちなみに、画像共有サイトで検索機能を提供しているところはFlickrくらい(だと思う)。Yahoo!Incエライ! YSTやFast Search & Transferの検索技術はこういうところで生きているかもしれない。
Footnote/注釈
1. この動画は、自動生成旅行ガイドアプリを提供するTripso によるもの(※6)。Triposoがウェブクロールして集めた写真のExifデータから撮影日・撮影場所を抽出して地図にプロットしている。動画は単に光が明滅するだけなので、見ても「ふーん」で終わってしまいそうだけれど、Triposo Labsのページには、時期によってとりわけ強い光の理由が解説されているので参照いただきたい。
2. Imageshackの写真枚数は、Techcrunchの2009年4月の記事から。2年前の数字なので今はもっと多いだろう。
3. Photobucketはトップページに写真(とビデオ)の投稿数を掲載している。それに、Twitterの公式写真共有のバックエンドはPhotobucketが担っているのでますます増えるだろう。
4. mixiは、mixiフォトのサービス開始1日で150万枚の投稿があったという記事から私が概算した。2010年6月から2011年12月までの18カ月×30日×150万枚で単純計算すると、少なくとも8億1千万枚となる。もしかすると日本で一番大きいかも!?
5. フォト蔵はトップページに写真数を掲載している。
6. Triposoはウェブリソースをうまくマイニングして有益データを作っている。Factualや、Next Big Soundのアプローチに近い。英語圏ではマイニング系、Data系が流行り始めているけれど、日本語もリソースは多いほう。2012年はData系がくるっていうけれど、日本からData系スタートアップって出ないのかな。








